あいろーど沖縄 第2部
まさか沖縄にで岩盤浴できると思わなかった藍狼さん。
なんかOLになった気分。
水分補給の水を飲んだら汗でどばー。新陳代謝の縮図を堪能です。
そんな中浴場で茶色い物体を見つけてしまった藍狼さんの運命やいかに!
ひとしきり汗をかいたあと、シャワーを浴びて岩盤浴を後にする時、受付のお嬢ちゃんに
謎の茶色い物体の正体を聞いてみた。
嬢「黒糖ですよ、いわゆる"さーたー"です」
藍「どどど、どうするので?」
嬢「普通にそのまま食べるんですよ」
藍「(ノ∀`*) そんじゃもらってもいいですか?」
ということでさーたーをいただいて部屋に戻った。あまくて香ばしくて。うん、いける。
無料のお菓子だもの、もらわないなんて、ねぇ?
ところで、藍狼さんはホテルのユニットバスが苦手。
まーずリラックスできない。
そもそも便器が浴槽の隣にあるってのが、いまいちメリハリがないので入浴した気がしないのである。
ということで、できるならば大浴場のあるホテルをチョイスする。
今回は大浴場こそないものの、シャワーつきの岩盤浴ということで、合格だったわけ。
初の岩盤浴体験に満足しつつ、眠りについた。
沖縄2日目。
仕事の話なんざパスだパス。
午前中のうちにサクサクっと仕事を終わらせた藍狼さんは、
あと半日使えるレンタカーを有効に利用して、沖縄ドライブと決め込んだ。
まずはどこへ行こうか。
おっ、そうだ、レンタカー屋のクーポン券ってのがあったな。たしか・・・・。
これだこれだ、8種類くらいがひとつづりになったクーポン券。
んーどれどれ、おっ、これいいね、「琉球ガラス村 ガラス細工1個 無料進呈」
タダでガラス細工がもらえちゃうなんてこんなうまい話は無い。
ここでも貧乏性が発症した。貧乏でなにが悪い。
貧乏は藍狼の行動力の根源だ!貧乏万歳(食いしん坊万歳)!
いや、いうほど貧乏でもないけれど。
ということでガラス村へ車を走らせる。
地図をみるとガラス村の近くには"ひめゆりの塔"もあるらしい。
なんか聞いたことある名前だし、ついで行ってみるか。
車で走っていると、琉球らしいふるい町並みなども目に入ってくる。
ほら、屋根の上にシーサーが載ってる。
このあたりは糸満という地域なのだが、こういう琉球らしい家が多く見られた。
そしてこれ↓もどうやら糸満の特徴らしい。
だそうだ。
スピードを落とせというので、落としたついでに写真を撮ってやったのだ。
車に乗りながら写真を撮る。さすが自称カメラマン。
シャッターチャンスを逃さない藍狼の勘の良さと動体視力、そしてブレないキャノンの技術に感謝。
99%キャノンの実力だとか、思ったこともない!
しかし美人が多いかどうかはわからなかった、なにせ平日の昼間だからね、そもそも人が歩いていない。
ガラス村に到着
誰だ?沖縄に来てることをいまだに信じていないヤツは。ちゃんと証拠撮ったぞ。
沖縄で「村」っていったら、なんかジャングルっぽい森の中かと思ったけど、普通に道沿いだった。
ほらほら、なんかテレビとかで見たことあるのやってるよ!
なんか長いストローでふーって吹いて、それが思いのほか膨らまない。
ところが一度膨らみだすと、わわわって感じで膨らんで台無しー、みたいなお約束の展開のあれ。
お約束の展開は見れなかったけど、たぶん1日に何回か見られるはず。
さて、タダでもらえるガラス細工を求めておみやげ品コーナーを歩き回る。
彩りもあざやかなガラス細工が、所狭しとひしめき合うように陳列されている。
やはり藍狼さんは青系の商品に目が行ってしまうな、つい。
大抵がコップやサラダボウルなど、食器を中心とした実用系のものだが、
その実用系のものを実用しないのが藍狼家。たぶん買っても使わない。
かといって、藍狼の一存でインテリア系のものを買ってもセンスを疑われたんじゃ元も子もない。
つまり、お金をだしてガラス細工を買う気がないのである。
一通りガラス村に遊びに来た風にみやげものを見て回ったあと、受け付けでブツを受け取った。
そう、タダでもらえるガラス細工だ。
これって・・・・。
"琉球ガラスの箸起き"だそうで。
これって、たぶんなにかのガラス細工を作るときにあまったガラスを、むにょっとそれっぽくしただけだ。
たぶん藍狼さんでも作れると思うんだ、これ。
・・このために1時間も車を飛ばしてきたのか。
沈みかかった気持ちを振り払うかのように車に乗り込んで次の目的地をめざす。
この近くにある著名なスポットに"ひめゆりの塔"というのがあるそうだ。
たしか戦争にちなんだ話があったはず。戦争か・・。
あいろーどは皮肉テイストなところがあるので、ここはひとつ気持ちを切り替えて。うほん。
ということで"ひめゆりの塔"STUDY。
ひめゆりの塔(-Wikipediaより抜粋-)
沖縄戦末期の激しい戦闘でほぼ全滅した沖縄陸軍病院第三外科壕の跡に立つ慰霊碑で、当時第三外科壕に
学徒隊として従軍していたひめゆり学徒隊にちなむ。「ひめゆり」は学徒隊員の母校、沖縄県立第一高等
女学校の校誌名「乙姫」と沖縄師範学校女子部の校誌名「白百合」とを組み合わせた言葉で、もとは
「姫百合」であったが、戦後ひらがなで記載されるようになった。植物のヒメユリとは関係がない。
Wikiのほうで全文を読んだだけでも、当時の悲惨な状況がわかる。
戦争というものを体験した事がないのでいまいち実感が湧かないが、
この年にもなれば、自分が学徒隊の立場になって想像を絶する恐怖と非情さを感じることもできる。
こうして調べておけばひめゆりの塔も違った観点で見ることが出来たのであろうが、
当時は急きょ組んだスケジュールだったので、ぼーっと眺めて終わってしまった。
せめて献花だけでもしてくればよかったと、今になって後悔。
みなさん、ひめゆりの塔へ行くときは、ぜひ勉強した上で訪れて欲しい。
愛だの命だのの大切さなどは書かない。自分で考えて気づいた時にこそ、強く実感するものであるから。
さて、藍狼さんは再び那覇を目指して来た道を戻る。
ふふふ、次の目的地は世界遺産なのだ!
藍狼さん、なにをかくそう世界遺産を訪れるのが夢だったのだ!
そう、沖縄の世界遺産といったら「首里城」である。
本当は世界文化遺産ではなくて世界自然遺産を見たいというのが夢なのだが、この際贅沢は言ってられない。
いざ、首里城へ!レンタカーにムチを打つ。
この日は天気がおかしく、まばらな雨雲のせいで晴れたり曇ったり雨が降ったりだった。
途中、なんとなく疲れたし、ナビによると海沿いを走っている事がわかったのでちょっと寄り道。
まぁ今は冬だけども、沖縄の海くらい見ておきたいじゃないか。
ちょうど雲の切れ間から沖縄サンシャインが降り注ぎ気味だし。
いやーキレイ!
夏だろうが冬だろうが、海はきれいなんだな、沖縄というのは。
むう、しばらく海で泳いでいないので、泳ぎたいのはやまやまだがさすがに2月。
いつかこんなキレイな海で泳いでみたいものだ。
あほな感想だけれども、沖縄で見る水平線は、そのすぐ向こうに外国がありそうな気がしてならない。
藍狼さんてば、いまだに海外経験ないからね。
たとえるならばそう、コロンブスにでもなった気分かしら。
好奇心というのは、見えないものに対して過剰な期待を抱いてしまうものだ。
ちょっとぼんやりさせてもらって、再び進路は首里城へ。
ふしぎ発見するのだ!
つづく
by airoumaple
| 2007-04-10 18:36
| あいろーど
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