あいろーど中国 第1部

どうも、藍狼アルヨ。
ひさしぶりのあいろーどアルヨ。
本当は国内編がもう一回あったはずだけど、写真とかどっかいっちゃったので、
いつか気が向いたらアップするアルヨ。
結局のところ、アルヨなんていう人はどこにもいないらしいアル。
もう分かったアルね?そう、今回のあいろーどはここアルヨ!
別部署のD部長からの電話で始まった。
D「藍狼君、L社の製品の品質管理してくれてるよね?今度上海行くんだけど、一緒に行くよね?」
L社(ヨーロッパの某研究機器メーカー)が中国に生産拠点を設置してからというもの、どうも
品質が落ちているのだ。
その辺は、入荷してくる全品を藍狼がチェックしているので良く分かっている。
もともと中国という国の国民性というか、生産物に対する考え方というものには到底同意できないものが
あったので、一度面と向かって言ってやりたいと思っていたところだ。
ということで即答で行くと答えた。そう、中国に。
D「んじゃあ上を通して藍狼君が中国行くようにしておくから」ガチャ。
・・・・。
・・・・・・・・・・。
中国にいくことになってしまった。勢いで即答したものの、藍狼さん海外初めてなんだけど・・。
ということで3月某日、藍狼は上海にいったのである。
しかしなんだかめんどくさい、海外に行くって。
国内線ならフライトの30分前に空港に来てれば問題ないけど、国際線はそうも行かないのだ。
いろんな手続きと、なにかあったときのために2時間くらい前に来ておくのがベターらしい。
9:45のフライトに対して、7:30にD部長と合流した。
エコノミー席用のチェックインカウンター(っていうの?)に向かったが、ものすごい列。
なにこの人の数、こんなに海外に飛んでいく人がいるのか・・・。
国内線の空港、羽田空港にはじめていった時もそうだった。
こんなに飛行機に乗る人がいるのかと驚いたものだ。
しかし国際線はそれをはるかに上回るひとの数。空港自体も広い。
いろいろと面倒な手続きをして搭乗ゲートに辿り着いた時は9:15頃。
途中喫茶店でコーヒー飲んだりしたけどね。
さあ、いよいよ藍狼さんははじめて日本を出る事に。
出国手続きをすませたいま、厳密にはもう日本を出ているけれど。
うちの会社の場合、国際線は、会社の総務の人が予約してくれるシステムになっていて、
国内線のように自分で勝手に航空線の予約をする事ができない。
それでも、昔はもっと格安の航空会社を使用していたらしく、
「いい加減死にたくない」とD部長が社長に直訴してJALを使うようにしたのだとか。
ということで、当然コスト削減のためにシートはエコノミーとなるわけだ。
国内線でちょっとリッチなシートを利用していた藍狼さんにとっては屈辱的だ。
しかしその分、国内線とちがってきっと国際線はCAさんが美人だったりするのだろう、
と勝手に国際線を美化させてテンションを上げてみた。
が、その辺は特に大差は無く、国際線は機内食が提供されると言う事くらいらしい。
そこそこおいしかったので良しとしよう、機内食。
フライト時間はほぼ2時間ということで、映画でも観てエコノミー地獄を軽減する事にした。
番組表でざっと物色。洋画は最近好きではないのでパス。
やはり日本の映画だろう。ということで選んだのは「めがね」という作品。
小林聡美主演の映画で、ジャンルはなんだろうか、うーん、ヒューマンドラマ?ロードムービー?
内容的には、結局タイトルである「めがね」については一切触れられていない。
ただ、主要な登場人物が全員めがねを装備していると言うだけである。
なんとなく大事ななにかを伝えようとしている気もしなくもないが、
正直「この映画はいい」とお勧めはしない。
自慢じゃないが藍狼さんは美術的な感覚がほとんどゼロだ。
絵が下手とかそういう意味ではなく、いわゆる芸術作品を見ても感動が薄い人種なのだ。
ゆえに、映像美にこだわった映画などはほとんど無感におわることになる。
そのわりには最後まで眠らずに見てしまったわけで、見終わったころにはなんと中国上空。
いかん、藍狼さんはいま中国の上空にいる。いよいよ緊張してきた。
空港に到着し、コンベアーの荷物を受け取る。
空港で落ち合ったもうひとりの上司、S課長を含め、3人で取引先へ向かう。
どうやら取引先までの交通手段はすでに手配しているらしく、運転手が空港の外で待っていた。
駐車場へ案内される。
駐車場の中には、フォルクスワーゲンの車が半数以上を占めていた。
フォルクスワーゲンと言ってもビートルは一台も見当たらない。
しかしすげえ、中国の人たちは金持ちばかりなのか!
聞けば、中国に自動車が普及し始めた頃、席巻していたのはフォルクスワーゲンだったらしい。
当初は「自動車と言えばVW」というくらい、VWだらけだったそうだ。
なるほど、そういうことか。
「おや、おかしいな」
案内された車の前でS課長が困っていた。
藍「どうしたんですか?」
S「いや、頼んでいたのはもっと大きな車なんですよ」
車はVWのものすごく古いやつで、しかもセダンタイプ。
S課長は、3人が大きな荷物をもってくるだろうから、とあらかじめ大きな車を手配していたのだが
迎えにきた車はセダンで、トランクにはスーツケースが一つしか入らない。
とりあえず、トランクに荷物を入れてみる。
あきらかに入らない。S課長のスーツケースしか入らない。
運転手が藍狼のスーツケースを無理やり入れようとしているが、S課長のスーツケースが割れそうだ。
その間にも、他の車がクラクションを鳴らす。
しかしそんなのおかまいなしで運転手はなんとか荷物を入れようとしている。
結局、なんだかわけのわからない言葉をいわれた挙句、藍狼はスーツケースを車内に
もちこんで抱えたまま乗車する事に・・・。
空港から取引先へ向かう。
思ったよりも道路は広く、整備されている。
とはいえ、掘り返した土やコンクリートの残骸などが路肩に無造作に寄せられていて、
近代化の工事がものすごいスピードで進んでいる事を実感する。
藍「Dさん、外見てみてください、空気が淀んでますよ」
D「おお、本当だ、遠くがかすんでるな」
プァー!
クラクションが鳴った。
なんだなんだ?事故か?
あたりを見回したが、特に問題が起こっている様子も無い。
プァー!
また鳴った!
確かに車が多くて、渋滞気味だ。しかしこのクラクションの頻度は・・・・。
どうやらこちらではクラクションはかなりの便利ツールとなっているようで、
藍狼が観察したところ、
・おいおい、割り込むのか?俺後ろにいるからな、わかってんの?
・ちょっとちょっと、そんなに車間距離あけてないで前つめろや
など、様々な場面で活躍しているようだ。
日本ではクラクションが鳴れば反射的にからだがビクっとなるくらいなのに、
中国では渋滞エリアともなれば30秒に一回感覚でクラクションが鳴る。
順番などを守る気がまったくないので、渋滞エリアでは車が列を作ってなどいない。
われ先にという形になっていて、そうだな、まるで街中を人がそれぞれのペースで歩き、
追いつき追い越しているような感じ。
クラクションのBGMにイチイチ反応しながら取引先への旅は続く。
藍「Dさん、なんか排気ガスくさいですね」
D「そりゃこんなに空気が汚いんだし、渋滞してるから当然だろうなぁ」
藍「うぇえ、ちょっと窓開けてみましょうか?」
窓をあけてみた。
以外に気持ちがいい風が入ってくる。とはいえやはり遠くはかすんで見える。
藍「あれ?ひょっとして・・」
D「ん?どうした?」
再び窓を閉めてみた。しばらくするとまた排ガス臭い。
藍「Dさんこれこの車のにおいっぽいですよ」
D「えええ!まじか」
藍「このままにしてたら僕達死んじゃいますよ」
D「そんなばかな、じゃあ運転手さんはどうして生きてるんだ」
藍「でも現に外のが新鮮なんです、空気が」
D「うほほ、本当だ、やべえぞこの車」
そういえば渋滞エリアとはいえさっきからちょくちょくエンストしている。ポンコツにも程がある。
D「とりあえず窓は開けておこう、死にたくねぇし」
高級ホテルがみつくろった運転手だと言うから、どんだけいい車でくるかとおもったら
こんなポンコツだし、そもそも車のサイズがちがう。前途多難である。
果たして無事に日本に帰れるのだろうか・・・。
つづく
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執筆後記
現在、四川省では大地震の被害が広がっています。
中国の建造物は新旧入り乱れて建築されていて、近代化が急ピッチとは言え、古い建物も多数あります。
しかも現役で使用中。
正直、新しい建造物ですら大地震では倒壊してしまうんじゃないでしょうか?
地震に対する認識がどれほどあるかわかりませんが、日本ほどではないのではないかと思います。
日本は地震大国であるとはいえ、新潟中越の地震ですら地元住民は大地震など予想もしていなかった
と言うくらいですから、人口世界一の中国で同じ事が起きれば・・・。
上海は四川省とは離れているので、出張時期がずれ込んでも、巻き込まれるようなことはなかったと
思いますが、その国に行ってきた人間としては複雑な心境です。
by airoumaple
| 2008-05-17 17:15
| あいろーど
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